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コーチングスクールで名簿作成?~そこから気づいた自己紹介のコツ

コーチングスクールで名簿を作ると聞くと、少し不思議に思うかもしれません。
もしかすると、「個人情報を根こそぎ取られてしまうのでは?」と心配する方もいるかもしれませんね。
でも、ご安心ください!

コーチングプレイスで現在作成中の「会員名簿」は、プライバシーを尊重し、参加は希望制。
実名ではなく、普段オンラインで呼ばれているニックネームでの登録もOKです。

この記事では、10人以上のメンバーと一緒にコーチングプレイス内の名簿を制作しているバリーが、名簿の内容を検討する「調査項目チーム」についてご紹介します。

また、名簿作成の過程で気づいた「自己紹介は自分を知ってもらうための大事なツール」ということについて、仕事やプライベートでの実例も交えてお伝えします。


名簿に求めるのは「人となり」

名簿作成は、コーチングプレイスの卒業生と受講生に、Googleフォームのアンケートに入力してもらうところから始まります。

調査項目チームでは、このGoogleフォームでどのような項目を聞くかについて検討しています。
名簿と言っても単なる名前や連絡先だけではなく、「人となり」が伝わる内容を重視しているのがポイントです。

チームメンバーは住まいも活動時間もさまざまなため、打ち合わせはメッセンジャーで。
相談の結果、次の項目について情報を収集することになりました。
・名前(呼ばれたい名前)
・住んでいる地域、仕事で活動している地域
・↑の地域の郷土料理
・特技や趣味
・連絡先
・自己紹介

ここで「郷土料理?」と思った方もいるかもしれませんね。
実は、これは代表の塙さんの強い希望で、どうしても外せなかった項目です(笑)。

塙さんにとって、「郷土料理を楽しむこと」は、地方を訪れる際の大きな目的の一つ。
各地で観光やグルメを楽しみながら仕事(勉強会や体験会など)をしていきたいそうです。

コーチングプレイスのメンバーは全国・世界各地に広がっており、東京・大阪・名古屋・福岡などでリアルの勉強会や無料体験会を開催しており、今後さらに広がっていく予定です。

私は東京在住ですが、これまでに大阪や福岡の勉強会にも参加しました。
前後に各地のメンバーが観光案内をしてくれるのが楽しいです。
今年もいろいろな地域に足を運びたいと思っています。

大阪リアル勉強会の翌日、奈良・春日大社にて(2024年10月)


こうして調査項目チームが作成したアンケートフォームに、制作メンバーがトライアル入力を行いました。
10人ちょっとの情報なのに多岐に渡る住まいや特技。これがコーチングプレイスの何百人もの分が集まったらどんなことになるのか?

思わずニヤニヤしてしまう一方で、いくつかの気付きもありました。

「自分の常識」は相手には伝わらない?

名簿を作る側としては「これくらい分かるよね?」と思っても、実際に入力する側には「これでいいのかな?」といった疑問や戸惑いが生じるかもしれないと感じました。

これは、仕事や日常生活でも大切な視点ですよね。

・マニュアルを作ったけど、新人にとっては分かりにくい
・イベントの案内を送ったけど、参加者には情報が足りなかった
・部下に指示を出したけど、どう進めればいいのか迷っていた

こうした「伝える側と受け取る側のギャップ」は、どんな場面でも起こり得ます。
だからこそ、「相手の立場で考える」ことが大切なのだと、改めて感じました。

そのため、アンケートをする際には、名簿の趣旨や、なぜこの調査項目があるのかを書く側に十分伝えていく必要があると思いました。
また、書く長さや内容についても人によってバラつきが出るため、「書いてほしいような」回答例を書くことが、求める結果を得るコツだと感じました。

自己紹介は自分を知ってもらうツール

今回のトライアルで特に気になったのは「自己紹介」の書き方です。

・「よろしくお願いします」だけで終わっている人がいる(トライアルだからかもしれないけれど、本番でもこういう人はいると予想)
・趣味や特技をあっさり書いている

これ、とてももったいないことだと思いませんか?

自己紹介は、自分のことを知ってもらい、共通点のある人とつながるための手っ取り早い手段です。

例えば、趣味が「読書」とだけ書かれていると、「どんなジャンルが好きなんだろう?」「最近読んで面白かった本は?」と想像するしかありません。

でも、「ミステリー小説が好きで、最近〇〇という本にハマりました!」と書いてあれば、共通の話題で話しかけやすくなります。

これは、仕事でもプライベートでも言えることです。

・仕事のプロフィールに「マーケティングに興味があります」だけ書くよりも、「SNSマーケティングが得意で、最近はInstagramのリール活用に力を入れています」と書いたほうが、同じ分野の人とつながりやすい。

・SNSのプロフィールも「会社員です」だけでなく、「〇〇業界で△年働いています。趣味はカフェ巡り!」と書くと、興味のある人がフォローしてくれる。

「自分を知ってもらう」ことが、新しいつながりを生むきっかけになるのです。
それならば、
・SNSのプロフィールをちょっと工夫する
・名刺交換のときに一言付け加える
・初対面の場で、自分の興味・得意なことを話してみる

こんな小さな工夫が、思いがけない出会いやチャンスにつながるかもしれません。

そんな私も人前で話すのが苦手で、自己紹介の時も名前、住んでいるところ、仕事、子どもの年齢を早口で言って座ってしまうタイプなので肝に銘じたいと思います。

そして、まだ知らない相手にもしっかり私のことをわかってもらえるよう、また、同じ趣味を持った人に出会えるよう、Googleフォームに「本番で」入力する際は、具体的に記載しようと思います。

あなたも、改めて「自分のことをどう伝えるか?」を見直してみませんか?


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