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最上志向に振り回されないために大事なこと

以前の私は、最初から完璧を求めていました。でも、完璧なんてありえなくて、「まだ足りない」と思って動けない。最上志向がマイナスに働いていたんです。

でも今は、「まず60点でいいからやってみよう」と思うようになりました。やってみることで改善点が見えて、フィードバックももらえて、次は70点、80点とレベルアップしていける。だから、正直な話、1回目より2回目、2回目より3回目のセミナーのほうが確実に良くなっています(もちろん毎回全力です!)。

コーチングプレイス、ストレングスプレイス代表のはなわです。
私は、2013年にアメリカでGallup社のストレングスコーチトレーニングに日本で最初に参加し、それからストレングスファインダーを使った強みを活かすコーチとして活動をしてきました。
最初の頃は、最上志向ゆえに、まだまだ、こんなレベルではだめだ!
もっと学んで知識を付けてからじゃないとコーチングや講座なんてできない、行動を躊躇していましたが、だんだん、自分の最上志向との向き合い方がわかって来て自分自身のことがわかってくることで、より強みとして活かせるようになってきました。

最上志向(Maximizer)は、ストレングスファインダーの34の資質のひとつで、「すでに良いものをさらに優れたものへと引き上げる」ことに価値を見出す資質です。

どんな仕事でも同じだと思います。
今の自分を受け入れる」ことが大事。
最初はうまくいかないかもしれないし、完璧なものを提供できないかもしれない。
それでも、やってみる。

行動することで、誰かの役に立てるかもしれないし、その経験を次に活かせる。
最上志向は、「次へ進む」ために使えたとき、最高の強みになります。



最上志向の弱点

そんな私ですが、フィードバックを受けるのは苦手です。
「ここができてないよ」と言われると、めちゃくちゃ凹む。わかってるけど、見たくない…。

でも、久しぶりにコーチングの研修を受けに行ったんです。
コーチングの研修って、セッションしてフィードバックをもらう時間があるんですが、昔の私はこの時間が一番嫌いでした。
「自分のセッションについてあれこれ指摘されるなんて耐えられない!」って。

でも、今回は違いました。
むしろ、この時間を楽しみにしていたんです。

なぜか?
今の私は、「できてる自分も、できてない自分も全部受け入れてる」から。
そのうえで、「せっかくならもっと良くなりたい」と思うようになりました。
だから、フィードバックを素直に受け止められるし、「次に活かすぞ!」と前向きになれる。

これこそ、最上志向を活かす最高の方法だなと思っています。
(と書いてますが、やっぱりちょっと凹みます)


未来の自分に期待する

私、100点を取るのは「未来の私」に任せています。

今の自分がまだ満足できなくても、
今、100点じゃなくても、
100点取るのは未来の私だから、今は今の私でいい。

もし未来の私が今の私にアドバイスするとしたら、
「ごちゃごちゃ言ってないで行動して!」
「今のあなたが行動してないのに、私に100点任されても困る」
「失敗したらどうしようとか考えてないで、その失敗のおかげで私は100点に近づくんだから」
って言うと思うんですよね。

だから、未来の自分をがっかりさせないために、今の私は行動するだけ!
その代わり、未来の自分にはめちゃくちゃ期待しています!


最上志向の特徴と対策

1. 提出物をギリギリまで直したくなる

最上志向の私は、締め切りギリギリまで「もっと良くできるはず」と修正し続けがち。
それでも満足できなくて、締め切りを延ばしてもらって、さらに修正…。
最終的に提出する時に「まだまだ完成には程遠いです」って言いたくなる(笑)。

▶対策

  • 期限を決めてやる。 どこかで区切らないと、永遠に終わらない。

  • 60点でOKと割り切る。 提出することに価値がある!

2. 経験豊富な人と比べて落ち込む

20年以上コーチをやってる人を見ると、「まだコーチングを始めたばかりの自分なんて、まだまだ人に教えるレベルじゃない」と思ってしまう。
結果、行動できなくなる。

▶対策

  • 「今の自分にできること」を意識する。 10年後、20年後の自分と比べるのはOK。でも、今の自分と比べても意味がない。

  • まずはやってみる! 何事も、やってみないと成長しない。

3. 完璧を求めすぎて動けない

「こんなレベルのものを出したら恥ずかしい」
「もっとスキルを磨いてからじゃないと」
「ダメ出しされたらどうしよう」
そんなことを考えて、結局行動できない。

▶対策

  • 最上志向のスイッチをちょっと切る。(時間で区切ると同じ) 完璧じゃなくてもOK!

  • とにかくアウトプットする。 60点でもいいから出す!


まとめ

最上志向は、うまく使えば最高の強みになるけど、
ブレーキとして働くと、動けなくなってしまいます。

「まずはやってみる」
「60点でも出す」
「フィードバックをもらって改善する」(相手から言われるとダメだしととらえがちなので、自分から取りに行く)

こうやって使えば、どんどん良くなっていくし、最上志向をプラスに活かせるようになります。

最上志向は、「未来の最高の自分」を目指すためのエネルギー!
未来の自分が100点を取るために、今の自分はどんどん行動していきましょう!

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