3度のメシよりコーチング!八幡美和コーチがその魅力に目覚めた瞬間
コーチングに興味がなかった八幡美和さんが、講座を受けるうちにその面白さに目覚め、自身の人生を大きく変えていく。そんな彼女の5年間の変化と成長の軌跡を聞いてみました。
コーチングとの出会い
(八幡美和): 元々ストレングスファインダーを受けてその結果がものすごく嫌だったんです!「これは私が嫌いな私だ!」と。
ありのままの自分を受容できていなかったんです。
そんな中、ストレングスファインダーの読み込み(塙が当時行っていたメールでの無料資質読み込み)やストレングスファインダーのイベントで、塙さんと出会いました。
自分を知りたかったんですよ。「私は何者なのか、どういう人間なのか、何をしたいのか、強みは何なのか」、それだけが知りたかったんです。
それが分からなくて悩んでいたときに、たまたま塙さんとメッセージでやりとりする機会があったんですよね。塙さんに当時住んでいた福井近辺や大阪辺りでストレングス系のイベントをされていないか聞いたんです。
(塙): はい、イベントはしないけど、コーチング講座なら来月から始まるからどうですかみたいな感じで話しましたよね。
(八幡美和): そうなんです。「コーチングって何ですか?」みたいな感じだったんですけど、「コーチングを学べばやりたいことも見つかりますよ」って言われたから「受けます」みたいな即答でした。
(塙): そもそも美和さんはコーチングに興味なかったよね。
(八幡美和): そうなんです、全然興味なかったですね。調べようともしなかったです。コーチングという言葉も知らなかったし、コーチングとは何なのかということも知りたいと思わなかったんです(笑)
(塙): 言葉を選ばずに言えば、私に騙されたみたいなところがありますよね(笑)
(八幡美和): 言葉を選ばずに言うとそうなりますね!!(爆笑)
でも塙さんは私を騙すつもりはなかったと思います。ただ、私からすると途中で「これって騙されたのかな」と思う時期がありました。
(塙): そうそう、そんな感じでしたよね。不機嫌そうな不満そうな顔で講義を受けていました(笑)
(八幡美和):そうそう最初の頃は、「あれ?私は自分がやりたいことや強みについて知りたかったのだけど、コーチングを学ばされる…笑」って。いやいや、コーチングを学ぶ講座なんですけどね!私が勝手に曲解してました。
コーチングの魅力に目覚める
(八幡美和): なんか違う気がすると不満に思う2か月くらいを過ごした後、突然雷に打たれるような衝撃を受けることに。コーチング実践が始まった時です。
コーチングセッション練習が始まったら、「目の前の方が1人で楽しそうに話して、何かに気づきひらめき、行動を宣言する」。私はただ聞いていただけだったのに感謝された。それがすごい衝撃だったんですよ。私も何もしないけどみたいな感じ!でも、それがすごく面白くもあり、衝撃でした。まるでその方の人生劇場を垣間見させていただいているような恍惚感を感じました。
(塙): そう。だからなんか本当にいつも美和さんそう言っているけど、私の中では印象的。他の人の話を聞くとか、傾聴っていうよりも、その相手のことを知り、相手の未来をともに描き、相手がチャレンジする様を見ることが、すごい楽しいみたいなことをよく言ってたんだよね。
(八幡美和): そうなんですよ。人生劇場だと思ったんですよね。その想いは今もなお薄れることはありません。私はコーチとして、クライアントさんの人生劇場のS席にいると思っているんです。それが楽しいんですよね。一番前で、ときになんかちょっと舞台に乗っちゃうわけじゃないけど、舞台の演出とかみたいな感じじゃないですか。「これからの人生はどうします?今までどんな学びや経験がありましたか?今後は何を選んでいきますか?何を大事にしますか?どう歩みますか?どんな未来になってほしいですか?」。演出の可能性を共に考える。「やってみた結果はどうだった?どんな学びがあった?どんな体験をした?次はどうする?」クライアントの人生を学ばせて頂く。
(塙): なるほどね。いや、私そんなこと今まで考えたことなかったわ。
(八幡美和): 最近ちょっと考えて、そうか、人生劇場を共に作ることを楽しんでいたんだって。それが楽しくて楽しくてたまらないですね。
(塙): そうか。だからほら、皆本、漫画とかいろいろそういうのとかも好きだったりするじゃん。
(八幡美和): そう。漫画やドラマ、映画は私は完全なる観客席じゃないですか。でもコーチングはちょっと若干メガホンをふれるみたいな。ちょっと関われるんですよ。それがすごく楽しいですね。最終的に私は介入するわけではないですし、クライアントさんが人生を選ぶことの一端に関わらせて頂けることが楽しいです(コーチングセッションが全てではありませんし、月1~2回のコーチングセッションでクライアントの人生全てが分かるわけじゃないですが、ほんの少しの時間を共有し、クライアントの未来会議に参画させて頂ける頂けるのが楽しいんのです)
(塙): だからそこはちゃんとコーチングのスキルも磨き、ちゃんとそういう関わり方をしているから、強いね。最初は面白くないと言いながらもずっと学んでもきてるし。
(八幡美和): そうなんです。それが楽しくなって、本当に急に訳もわからず楽しくなって、その後学び実践することが今でも楽しくて仕方ないです。
(塙): そうだよね。あの頃の動画、ちょっと今度見直してみようかな(笑)あの頃の動画を公開すると面白いかもしれないね。そんな人が途中から、「3度のメシよりコーチング!」とか言い出して。
(※「3度のメシよりコーチング!」は八幡美和が2019年開業当初から掲げているキャッチコピー)
(八幡美和): そもそも、本当に3度の飯食べてなかったですから最初の頃とか(笑)もう約束が入ったらあっという間に過ぎてしまって。
(塙): 口から出てくるのはコーチング、コーチングで、今もやりたいのはコーチングなんですってずっと言ってるもんね。
(八幡美和): そうなんです、ずっと変わらないです。基本的に「3度のメシよりコーチング!」で、今もやりたいのはコーチングで。ただちょっと飯を食べなさすぎて、本当にリアルに体調が崩れたっていうのはありました(笑)
(塙): だからあれだね、3度の飯とコーチングって両方大事だよねっていう話だね(笑)
(八幡美和): そうそう、ある時に、3度の飯も大事だったなってことに気づきました。今はバランスが良く、S席でメガホンふってシリーズ(継続セッション)ものでクライアントさんの人生ものを楽しみたいっていうのがあるんですよね。今日も今までの年間クライアントさんの動きを用紙にまとめるというのがあったんですけど、それが面白くて、こんなこと言っとるとかって思ったりとか、発見したりとか。
(塙): そっか、だからやっぱコーチングって楽しさっていうか、1人1人やっぱ違うんだね。
(八幡美和): そうですよね、きっと。
(塙): 八幡さんがメガホン振ってる、そういう感じをイメージしてるのは、でも多分クライアントさんにとってもそれはすごく嬉しいっていうか、一緒にそうやって聞いてくれたり興味持ってくれるって、コーチングですごく大事なことの一つ。興味関心を持つっていうのは絶対的に大事で。
(八幡美和): うん、クライアントさんが話してくれることに興味があります。いいのかどうかはちょっと置いておいて、クライアントさんが「どんな風に考えていて、それはいつからそうなって、これからはどうしていきたい」と思っているのかとか、「えーー!!そんなこと思っていたの?!そういうのが好きなの!?」みたいな、予想外の一面などが発見された時とかも、すごい面白くて、ついつい「それ面白いですね!ゲラゲラ!」って言ってちゃうんですよね。
(塙): そうやって知らないことを知れる機会にもなるし、それが仕事になるんだね。
(八幡美和): それが面白いんですよね。だからやっぱりS席に座ってメガホンふって、年間のシリーズもの(クライアントさんの人生)として自分が楽しめるっていう感覚で関わりたいと思っていて、セッション数などは結構いい感じになってきてるかなと思います。
(塙): なるほどね。以前は沢山やりすぎたときもあったよね。
(八幡美和): 正直、達成欲(ストレングスファインダーの資質)が先走っちゃってどんどんっていうのもありましたし、自分が何がそんなに楽しいかっていうところも、自分なりに体感できてないこともありました。だから今は量というよりは質。シリーズものを楽しませていただいている連ドラ的な感じですよね。「さあ今日はどうなるでしょうか!?ここで終わる?続きはまた来月ね!(笑)」みたいな。(もちろん来月になれば違うテーマでの話が始まることも楽しみの一つ)
(塙): でもなんか、それを一生やっていけたら楽しいよね。
(八幡美和): 本当ですね。それがやっぱり今の私の楽しさ、個人的な楽しさですね。
自分自身の変化と成長
(八幡美和): 5年間で私がすごく変わったことがあるんですよ。何より、頑張らなくていいと思った、わかったんです。今までは自分が足りないとか、自分は頑張らなければいけない、頑張っている自分にこそ生きる価値があるぐらいに思っていました。だから結構必死に生きるのに必死だったんです。いくら周りに頑張らなくていいよと言われても聞こえなかった。そんなに頑張らなくていいなんて言われたら、私は生きていけないぐらいの感覚があったんです。
自分自身も自分を知るためにコーチングを受け続けました(これが一番私がコーチングで叶えたかったことですし(笑))コーチングを提供すること自体は楽しかったので、楽しくやっていました。時々、効果を出さないといけないと思うと苦しくなることもありましたが。仕事として価値を見出さないと生きる意味がないと思っていたので、「純粋にコーチングが楽しい。コーチングをやりたい」という気持ちと「コーチングという仕事で成果をあげる事こそが、私が生きている価値なのだ。成果を出さなければいけない」という気持ちが絡み合ってしまった時は、ちょっと大変なことになることもありました。
でも今は、それが結構手放せたと思っています。頑張らなくても生きる価値はある、価値は自分で決めるということを思えてるし、体感できてると思うんです。これはすごく大きく変わったなと思っています。つい最近、自分のことを「ご機嫌ぐうたら母ちゃんニートコーチ」って名乗ってるんですよ。これは、頑張らなければ生きる価値がないと思い込んでいた自分としては、結構すごいことなんです。
(塙): それは本当にすごいことだよね。頑張らなきゃいけないと思っていた人が、そう言えるようになるのは大きな変化だ。美和さんが頑張ってきたけど、今は力を抜いてコーチングを楽しんでいる姿がわかって嬉しいです。5年かけて八幡美和さんの強みも、つまずきポイントや価値観、思い込みもわかってきたよね。簡単に「八幡美和さんはこうだ」とは言えないけど、時間をかけて試行錯誤したり、コーチングを学んで人に関わる中で、だんだん自分のことがわかってきたんだね。今の話を聞いて感動して泣きそうです。本当にすごいなと思う。
(八幡美和): 確かに、頭でわかるのと体感でわかるのには時差がありますよね。ストレングスで自分の強みがわかるのは早いけど、そこから本当に骨の髄まで染みるのは時間がかかる。コーチングを通じて、自分の強みやつまずきポイント、価値観や思い込みがわかるようになりました。特に、頑張らなくても生きる価値があるということを体感できるようになったのは大きな変化ですね。今までは、頑張っている自分にしか価値がないと思い込んでいて、必死に生きていました。周りに頑張らなくていいと言われても聞く耳を持てなかったんです。
完璧主義から少しずつ抜け出せるようになってきました。今まで私は完璧主義がありすぎて、完璧な人でなければいけないという思い込みが強かったんです。特に子供を産んでからは、いい母親にならなければ、仕事ができる完璧なお母さんにならなければと思っていました。子供に対しても「お母ちゃんは仕事で立派な人間になってから戻ってくるから、それまで保育園で待っていてね」というような感覚でいたんです。自分が未熟だから、立派な母親になるまで子供と向き合えないというイメージがありました。
でもここ1年ぐらいで、そういった完璧主義から徐々に解放されてきたんです。そのままの自分でいいんだと思えるようになりました。すると、子供たちとの関係性にも変化が現れてきて、今では子供たちがむちゃくちゃ話しかけてくれるようになりました。以前は私に話しかけてくれないことを悩んでいたのに、今では話しすぎて聞くの大変なくらいです。ときどき、右から左に受け流して、聞いていません。そして、ごめん今聞いてないって白状しています(笑)
未熟なままでいい、そのままの自分でいい。
私が立派であろうとか、完璧であろうと思わなくなったから、子供といるときも自然体の自分になれた。私も子供も、ありのままで普通でいいんだと。そういう意識の変化が、親子の関係性にポジティブな影響を与えているんだと思います。
(塙): なるほど、この1年で美和さんは大きく変わったんですね。1年前とは全然違う感じがする。1年前は2年前とも違っていたし、その前ともまた違っていた。少しずつ変化を重ねて、今はまた新しいステージに立っているような感じがする。人生が楽になっていく、そんな変化を感じるね。
(八幡美和): 本当に楽になりましたね。無理をしなくなった、ありのままでいられるようになったという感覚です。私はコーチや講師として、もう4年以上この活動に関わらせていただいているので、講座も合わせると20期以上受講しているんです(受講1回、サポート2回、講師18回)。だからこそ、この変化を実感できているのかもしれません。長くこのコミュニティに関われたことで、少しずつ自分自身が変わっていくのを感じられました。
コーチ・講師としての喜び
(八幡美和): コーチや講師として、もう4年以上この活動に関わらせていただいているので、講座も合わせると20回以上受講しているんです。この経験を通して、自分自身の変化と成長を実感できていることが何より嬉しいです。
講座では、受講生の方から教えてもらうことばかりです。受講生同士の関わりや会話の中で、「なるほどね」とか「そういうふうにコーチングを考えているんだ」といった気づきを得ることができるんです。コーチングでもクライアントさんの人生や考え方を教えてもらえる。そういう環境に身を置かせてもらえたことが、自分の成長に大きな影響を与えていると思います。
講義では、質問してもらうのが楽しいんです。「どうしましょう」とか「ここがわからないんですけど、どういうことですか」みたいに聞いてもらえると、みんなで話し合いながら一緒に作り上げていく感覚があって、それが面白いんですよね。だから、ずっと一方的に話すのではなく、質問を交えながらみんなで講義を作っていくスタイルを取っています。
(塙): なるほど。美和さんからすると、コーチングのスキルだけを教えたいわけではなくて、自分自身の変化や経験も含めて講師として語れることが嬉しいんだね。そういう環境で活動できることをありがたく感じているんだ。
メンバーが変われば伝え方も変わってくるし、毎回違うエピソードを話すことになる。それが面白いよね。決められたことだけをやるのではなく、その時々で違うものが出来上がっていくのが楽しいんだ。
(八幡美和): そうですね。私は先頭に立つのは苦手なんです。むしろ、みんなを見守りながら、必要な時にサポートに入るような役割が性に合っています。講義でも、みんなからの質問を楽しみにしていて、それに答えながら一緒に作り上げていくスタイルが好きですね。台本通りにやるのではなく、その場の雰囲気を大切にしながら臨機応変に進行していく。そういうスタンスで講師を務めさせてもらっています。
コーチングを学ぶことのすすめ
(八幡美和): コーチングを学ぶことで、自分自身の大きな変化と成長を実感できました。完璧主義から解放され、ありのままの自分を受け入れられるようになったことで、人生が随分楽になりましたね。講座では、受講生の方から教えてもらうことがたくさんあります。受講生同士の関わりや会話の中で、新しい気づきを得ることができるんです。そういう環境に身を置かせてもらえたことが、自分の成長に大きな影響を与えていると思います。
(塙): 八幡さんからすると、コーチングのスキルだけを教えたいわけではなくて、自分自身の変化や経験も含めて講師として語れることが嬉しいんだね。受講生同士が交流を深めたり、心と心のコミュニケーションを交わしているのを見るのも面白いよね。美和さんはそれを「S席」と表現していたけど、私もそれはS席だと思う。自分が中心にいる必要はなくて、あくまで脇から見守る。そういう役回りが楽しいんだ。
(八幡美和): そうですね。講義でも、みんなからの質問を楽しみにしていて、それに答えながら一緒に作り上げていくスタイルが好きです。台本通りにやるのではなく、その場の雰囲気を大切にしながら臨機応変に進行していく。そういうスタンスで講師を務めさせてもらっています。楽しそうだから受けてみようかなと思われた方は、ぜひお待ちしております。きっと自分自身の新しい変化と成長を実感できるはずです。
コーチング基礎講座の体験会はこちらです。